語源‐(28)「번갈아:ボンガラ:代わり」

안녕하세요. 크리스탈이에요.

7월에 접어들었네요.장마철이고 날씨도 점점 무더워져 가니까 다들 건강 챙기시기 바래요.

오늘도 지난 주에 이어 어원「번갈아」에 대해서 알려 드리겠습니다.

≪번갈아≫

‘하나씩 하나씩 차례로 갈마들어서’라는 뜻이다.

조선 시대에 관청 등을 지키거나 하는 일을 ‘번 선다’또는 ‘번 든다’고 하였다.

지금의 숙직과 같은 제도하고 하겠다. 일정한 시간을 정해서 서로 교대도 해가며 번을 서곤 하던 데서 비롯한 말이다.

‘번번이(番番-)’도 같은 이치에서 생겨난 말이다.

 

こんにちは。クリスタルです。

7月に入りましたね。梅雨の時期で天気もますます蒸し暑くなってきましたね。みなさんも身体をご自愛ください。

今日も先週に引き続き語源「代わり」についてご紹介致します。

【ポンガラ:代わり】

1つずつ順番に入れ替えてとの意味です。朝鮮時代に官庁などで見張るとか、する仕事を当番をする、若しくは当番になると言いました。

今の宿直のような制度と言えるでしょう。一定な時間を決め、代わり番こで当番をしたことから由来しています。

毎度にあたる「ボンボニ(番番―)」も同じです。

<用例>

번갈아 가면서 +하다(動詞) (ボンガラ カミョンソ ハダ)代わり番こでする。

するという動詞のかわりに他の動詞(이야기하다/연습하다)もOK。

 

 

由来:16.「アックジョンドン(狎鷗(鴎)亭洞)」の地名

안녕하세요^^

벌써 3월이네요.줄곧 비만 오고 날씨는 점점 추워지고 봄은 언제 올런지…봄이 무작정 기다려지네요.

(こんにちは。もう3月に入りましたね。ずっと雨の日が続き天気も一段と寒くなって春はいつ訪れるかなぁ...。何気なく春が恋しいです。)

今日は韓国通であればどなたも1度は訪れたことがある「アックジョンドン(狎鷗(鴎)亭洞)」の地名の由来についてご紹介致します。

アクジョンドンと言えば今や芸能人の事務所がたくさんあるところ、また金持ちと言っても近代に入って富を築いた新興勢力が集まった箇所として知られています。しかしここは朝鮮時代(1392年~1910年)、世祖の時代(在位1455年~1468年)の権臣であるハンミョンエ(韓明澮 ; 1415年~1487年)の字から名付けたものです。その字は宋の宰相である韓琦が宰相を引退してから好んで利用していた書斎の名前からとった名です。

ハンミョンエは2代の王様に仕え、また2代の王様に2人の娘を嫁がせた人物であり、最高のポストであるヨンイジョン(領議政:現総理大臣)も歴任するほど権力を掌握した人でもあります。不正に蓄財をした彼はそのイメージをなくすためにアクジョンドンに東屋を造り、権力を捨てて辺で鴎と親(=狎(なれる))しく過ごすとの意味合いを込めて地名を付けたのであります。

しかし彼の偽善を見破っていた民心は、東屋の壁に落書きを続け、「狎:アップ(韓国での音読み)」の漢字を押さえつけるの意を持つ「押」に書き換えた「押鴎亭」と落書きをしたものが多くとても批判だったと言われています。

落書きは元々中国の文献や韓国語にはない漢字語でした。たぶん日本で作られた漢字語ではないかと思われます。中国語では落書きを「戯書」と言いましたし、韓国語では言葉があちこち広まって行く(飛んでゆく)と言って「飛書:ピソ」または「壁書:ピョッソ」と呼ばれていました。

自分の存在を確認してまた自分の考えを宣揚して保存しようとする欲求願望が落書きの形として表われるのは東西古今を問わず同じものですね。

 

韓国語で「梅雨」は何という?韓国の梅雨はどんな感じ?

안녕하세요.

내일이면 6월이네요.예년보다 조금 빨라진 장마철이 시작됐네요.그래두 주말의 비를 동반한 태풍도 지나갔고 오늘은 흐릴 것만 같던 날씨도 맑아서 산뜻하네요.장마철과 더불어 오늘은 장마에 대한 어원을 소개하고자 합니다.

 

(こんにちは。明日から6月に入りますね。例年より少し早まった梅雨のシーズンになりました。でも週末の雨を伴った台風も去っていたし曇りだと思っていた今日の天気は晴れて気持ちが良いです。今日は梅雨のシーズンということで梅雨の語源について紹介させていただきます。)

 

6月上旬から7月上・中旬にかけて本州以南から朝鮮半島、

揚子江流域に雨がよく降ります☔

この時期を

  • 日本では梅雨(バイウ・ツユ)
  • 中国では梅雨(メイユ)
  • 韓国ではチャンマ(長マ)

 

と言います。韓国を除いては日中においては

「梅雨」という同じ漢字を使いますが、

この漢字は中国の漢の時代(206B.C~220A.D)に黄梅雨という記録から

由来されているといいます。

 

黄は黄色い、梅はうめ、雨はあめということなので

中国の揚子江上流で梅が黄色く熟れる頃に降らせる雨と言う意味なんです!

この他にも中国は地域及び時代によって梅雨と異なる「霉雨」表現もあるようです。

 

「霉雨」は梅雨と同じく中国ではメイユと読むようですが、

「霉雨」の「霉」は梅と違ってカビを意味します。

この時期は雨が長期間降ると共に湿気が多いことから

カビが生えやすいシーズンとのことで生活の中でできた言葉みたいです。

 

日本でも中国で生まれた梅雨と同じ言葉が江戸時代に伝わりました。

その頃から「ツユ」と呼ばれるようになったと言いますが、

分かり易く五月雨(さみだれ)とも言いました。

「さ」は陰暦の5月(現在の6月)の意味で、「みだれ」は水垂れの意味です。

 

一方、日中と全く異なる言い方をする韓国では

今や「チャンマ」、若しくは「チャンマチョル(チョル:シーズン、旬)」と言います。

なぜそう呼ぶのか色んな説がありますが、その中で一番有力な説は

長い意味を持つ「長」+水の意味する韓国の古語である「マ」が合成した言葉ということです。

 

「チャン」はチャンマの表現を用いる以前は朝鮮中期の書物から

「オランビ」という表現を使っていたことが分かります。

「オランビ」は韓国の固有語で1500年代以前まで用いたようで

1500年代以降からは現在のチャンマを使うようになったとの説です。

 

<ここで覚えたい単語&文章>

장마 (チャンマ:梅雨)

장마철(チャンマチョル:梅雨のシーズン)

장마가 들다(チャンマガ トゥルダ:梅雨入りとなる)

장마가 지다(チャンマガ チダ:梅雨になる)

 

以上、クリスタルでした。

 

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