こんにちは。ナヨンです。
涼しくなったようで、やはり蒸し暑いですね。
スクールでは5月からはじまったグループレッスンが今月で終了。
9月からはじまる新しい学期と
同じく9月からはじまる「サマーレッスン」を目前に向かえ
慌しい日々を送っています。
先日東亜日報で興味深い記事を目にしました。
(以下、東亜日報 8月15日の記事より抜粋)
2008년부터 2010년까지 일본에 소개된 한국 문학 작품은 58종
(같은 시기 한국에 번역 출판된 일본 문학 작품은 2555종)에 불과하다.
2008年から2010年まで、日本で紹介された韓国の文学作品は58種
(同じ時期に、韓国で翻訳出版された日本の文学作品は2555種)に過ぎない。
そんな状況のなかで、6月中旬に出版された
作家 한강(漢江)氏の 채식주의자 「菜食主義者」。
初版1刷5000部が完売し、まもなく2刷入るそうです。
韓国の実用書(おそらくダイエット系の本ですね)や韓流関連の本ではない
韓国の小説が日本で2刷に入ったのは異例のことだそうです。
実際、日本語に訳される小説は映画化やドラマ化されたものがほとんどで
韓国でベストセラーになった小説を日本語で読みたいと思ってもなく
書店やネットで探しても、種類が限られていました。
一方、日本の小説が年間2555種類も出版されていることも驚きです。
たしかに大型書店に行くと日本文学コーナーには
お馴染みの作家はもちろん、ベストセラー作品のほとんどが
平積みされ展示されています。
私たちが思っている以上に、韓国の人達は日本文学を身近に楽しんでいるようです。
ドラマや映画を通して見る韓国、韓国人も面白いですが
文学作品から韓国を感じることもとても興味深いものがあります。
今回の한강氏の成功を皮切りに、もっと韓国の文学が日本で出版されるとうれしいですね。