中国と違う卒業の季節

大家好,我是大阪校的安安。

天气慢慢暖和起来了,树木开始泛出新绿,很快又到了樱花开放的季节。
没来日本以前,只知道樱花是日本的国花,颜色比较好看而已。在日本
生活的时间越长就越喜欢樱花了。每到樱花开放的季节,心里还真是挺
激动的。

日本的樱花开放的季节,也是学生们毕业的季节。这个和中国不一样,中国
每年的六月毕业,七月八月暑假过后,九月一号就是新生入学,新学期开始
的时间。虽然少了日本毕业生在樱花树下歌唱毕业歌的浪漫,但是那种同学
之间的依依不舍的心情是中日学生共通的。

和日本毕业生一样,中国的毕业生也在快毕业的时候拍照留念,一起吃毕业餐,
互相赠送毕业留言,最后在学校举行毕业典礼。大家也都是泪流满面。中国也有
毕业时后的歌曲,但是没有日本的多,对我个人来说,毕业歌也没有给我留下什么
印象。今天看电视时,听到日本很多关于毕业时候唱的歌,真好听!

在这里也祝贺所有毕业生圆满完成学业!

日本語参考文:

段々暖かくなりますし、新緑が浮かび出しますし、まもなく桜の季節に近づきますね。
日本に来る前に、桜は日本の国花で、色が綺麗であることだけ知ってますが、日本で
の生活が長ければ長いほど、桜が好きになりました。桜の季節には、私も本当に
わくわくしてますね。

日本の桜の季節は、学生達の卒業の季節でもあります。ここは中国と違います。
中国毎年六月は卒業です、七月と八月の夏休みの後、九月一日から新入生入学や
新学期の始まりの日です。日本の卒業生達は桜の木の下で卒業の歌を歌うロマンチック
がないけれども、友達と別れたくない気持ちは中日の卒業生は共通です。

日本の卒業生と同じです。中国の卒業生も卒業の時記念写真を撮ったり、卒業の食事
会を開いたり、お互いに卒業の励ましの言葉を残したりします。最後には学校で卒業式を
行います。みんなも涙があふれています。中国も卒業の歌がありますけれども、日本より
少ないです。私にとって、印象に残った卒業歌はなさそうです。今日はテレビを見た時、
日本の卒業の時歌う歌をたくさん聞きました。本当に良いですね!

ここでは、全ての卒業生へ卒業おめでとうございますと言いたいです。

中国語2級翻訳問題の集中特訓(第65回)

第65回

1. 馬マネージャーにちょっと話をしてもらいましょう。
2. 彼の話を聞いて、みんな大笑いをした。
3. 私は荷物をフロントに預けてよろしいですか。
4. 彼は白酒どころか、ビールも飲めません。
5. 明日試験だというのに、彼はまったく緊張していません。

解答:

1. 请马经理给我们讲一下话。

 「Aさんに~てもらう」:“请(求)A……”“要A……”“求A……”“让A……”
 例文:
  请你今天晚上来一趟。(今晩来てもらいたい。)
  请把这封信投进邮筒里。(この手紙をポストに入れてもらいたい。)
  能让孩子们高兴,我心里很高兴。(子供達に喜んでもらえて非常に嬉しい。)
  让他陪我一同去了。(彼に一緒に行ってもらった。)
  请老师告诉我朋友的地址。(先生に友達の住所を教えてもらう。)

2. 听了他的话,大家大笑起来了。(原文に忠実に訳す)
他的话使大家大笑起来。  (意訳)

 ここ“笑起来” では、“起来”という方向補語を用いた。
 “起来”という方向補語の使い方:
 (1)放置・分散→制御・集中。ばらばらのものが集まる。
   用过的书你可以收起来了。(使い終わった本は片付けていいです。)
 (2)動作・状態が始まり,それが持続する。
   听了妈妈的话,她哭起来了。(お母さんの話を聞いて、彼女は泣き出した。)
 (3)「~してみると」
   这枝笔用起来很方便。(このペンは使ってみると便利だ。)
(4)低いところから高いところへの移動傾向がある。
  他站起来,在屋子里走来走去。(彼は立ち上がって、部屋の中で行ったり来たりする。)

3. 我可以把行李寄放(寄存)在(总)服务台吗?

 「預ける」:“寄放”“寄存”
 介詞“把”によって目的語を動詞の前に出し、その目的語に対して処置を加えたり、
 何らかの結果を生じさせる意味を表す構文を「“把”字句」と言います。
 “把”構文では述語動詞ははだかの動詞では文が成り立たず、
 主に次のような様々な他の成分を付加し、複雑な形にする必要があります。
 (1)結果補語
  我把新买的电脑弄坏了。(私は買ったばかりのパソコンを壊してしまった。)
 (2)方向補語
  他把桌子上的东西收起来了。(彼は机の上の物を片付けた。)
 (3)様態補語
  他把衣服洗干净了。(彼は服をきれいに洗った。)
 (4)動量詞 或は 動詞の重ね型
  请把房间打扫一下。(部屋を少し掃除してください)
  请把那本书的内容给大家介绍介绍。(その本の内容をみなに紹介してみてください。)
 (5)目的語
  我把这个消息告诉老王了。(私はこの知らせを王さんに伝えた)
 (6)“了”“ 着”
  我把电影票丢了。(私は映画のチケットをなくした。)
  你把这本书拿着!(この本を持っていてください。)
 (7)“在~”“成~”“给~”など
  他把地图挂在墙上了。(彼は地図を壁に掛けた。)
  请你把这个句子翻译成英文。(この文を英語に訳してください。)
  请把这本小说还给小王。(この小説を王さんに返してください。)
 否定などの語順
  助動詞や否定副詞“不”“没”などは普通“把”の前に置きます。
  他没把照相机带来。(彼はカメラを持って来なかった。)
  你不应该把这么重要的事忘了。(あなたはこんなに重要なことを忘れるべきではない。)

4. 别说白酒了,(连)啤酒他也不会喝。

 「どころか」:接続詞“别说……”“哪里是……”“岂止……”
 “连”:日本語で言うと「…さえも」の意味だ。ここで“连”を使うと語気を強める働きがある。

5. 明天要考试了,他却一点儿也不紧张。

 「~のに」:接続助詞。予期に反したこと、対照的なことにつなげる。意外にも。中国語で
 “却”“倒”“居然。”
 例文:
  天这么冷,却很精神。(こんなに寒いのに、元気いっぱいだ。)
  本来是相扑冠军,却经常输。(横綱なのに、よく負ける。)

中国語2級翻訳問題の集中特訓(第64回)

第64回

1. 間に合わなければ、電話をください。
2. このところ忙しくて新聞を読む暇もない。
3. もう他に方法はないので、こうしよう。
4. 友人をタクシーに乗せて帰宅させた。
5. 私はいつも言いたいことが言い出せない。

解答:

1. 如果来不及(的话),就给我打个电话。

 「間に合う」:“来得及”
 「間に合わない」:“来不及”
 仮定を表す:“如果…(仮定条件)…,就…(結果)…”。
  如果有钱,我就去旅行。(お金があれば、旅行に行く。)
  如果明天下雨,我就不去公园了。(もしも明日雨が降るなら、公園に行かない。)
 日本語には「あなた、私」をよく言わないのに対して、中国語には“你,我”をいつも使う。だから“就给我打个电话”の省略された「私に」を“给我”と訳した方が自然だと思います。

2. 最近忙得连看报的时间也没有。

 「このところ」:“最近”“这些天”
 “连”:「…さえも、…までも」
 ここでは、「忙しい」の程度を表したいので、こんな時形容詞や動詞の程度を表現する文型を使ってください。
 形容词 / 动词+得+程度补语(形容词 / 动词短语)
 例文:
  她的汉字写得很漂亮。(彼女の書いた漢字はきれいです。)
  人来得不多。(人はたくさん来ていない。)
  高兴得跳了起来。(飛び上がるほど嬉しかった。)
  两个人下棋下得连饭都顾不上吃了。(二人は将棋に夢中になって食事もそっちのけだった。)

3. 已经没有其他办法了,就这么办吧。

 「こうしよう」:“就这么办吧”
 「する」:“做”“办”。ここでは、“做”より“办”のようがもっと自然だと思う。

4. 把朋友送上出租车,让他回家了。(より自然に訳す場合)
  我让朋友坐出租车回家了。(原文に忠実に訳す場合)

 「~せる/させる」は使役形で、中国語で言えば:
  A 让(叫) B+动词(做什么)。
 詳しい説明は第62回の5問をご参考してください。
 使役“A 让(叫) B+动词(做什么)。”は2級問題に必ず出る問題だと思う。

5. 我总是说不出想说的话。

 「いつも」:“总是” (2級問題によく出る単語)
 「言い出せない」ここでは可能補語で表現すると一番いい。“不能说出”よりは“说不出”のほうがもっとも自然だと思う。
 “动词+得+可能補語” ↔ “动词+不+可能補語”
 例:
  吃得完↔吃不完 修得好↔修不好 拿得动↔拿不动

中国語2級翻訳問題の集中特訓(第63回)

第63回

1. 二度と傘を電車に忘れないようにしてください。
2. 数学の出来が悪かったので、母にこっぴどく叱られた。
3. この件はやはり私が手配しましょう。
4. 彼は禁煙してから、いつもアメをなめている。
5. 王さんから北京オリンピックの記念品を買ってくれるように頼まれた。

解答:

1. 请别再把雨伞忘在电车上了。

 「~ないようにしてください。」:“请别……。”“请不要……。”
 「二度と~ないようにしてください。」:“请别再……。”“请不要再……。”
 “把字句”は良く使われる文型だ。名詞を強調する働きがある。
 基本文型:主语+把+名词+动词短语(怎么样了)。動詞の後ろによく結果補語がある。
 例文:
  他一口气把啤酒喝干了。(彼はビールを一息に飲み干した。)
  (“干”は“喝”という動詞の結果補語になる。)
  她把钱包弄丢了。(彼女は財布を無くした。)
  (“丢”は“弄”という動詞の結果補語になる。)
  我把手机弄坏了。(私は携帯を壊した。)
  (“坏”は“弄”という動詞の結果補語になる。)
  别把书弄脏了。(本を汚すな。)
  (“脏”は“弄”という動詞の結果補語になる。)
 “弄”という動詞曖昧な動作を表す時使う動詞だ。よく使うのは“弄丢”“弄坏”“弄脏”だ。日本語で「無くす」「壊す」「汚す」。独立の単語として覚えると簡単だと思う。
 「~を~ないようにしてください。」はよく“请别把……。”“请不要把……。”と訳す。

2. 我数学没考好,被妈妈大骂了一顿。(より自然に訳す場合)
  我数学考得不好,被妈妈非常严厉地批评了一顿。(原文に忠実に訳す場合)

 「(数学)の出来がいい/悪い」:“(数学)考得好/考得不好。”
 「こっぴどく叱れた」:“被…非常严厉地批评了”“被…很严厉地批评了”は書き言葉によく使われる。話し言葉だったら、“被…骂了”“被…大骂了”などだ。「叱る、殴る、」の場合、中国語でよく量詞を加え、“打一顿”“骂一顿”という。 “一顿”は一回の意味だ。

3. 这件事还是我来安排吧。

 「私が~しましょう。」:“我来……吧!”
 例文:
  我来做吧!(私がやりましょう!)
 「手配」:“安排”“布置”“筹备”

4. 他戒烟以后嘴里总吃着糖。

 「~てから」:“~以后”
 「アメをなめる」:“(嘴里)吃着糖”(口语);“含着糖”(书面语,口语)
 「いつも」:“总是”

5. 小王叫我帮他买北京奥运会的纪念品。 (より自然に訳す場合)
小王拜托我给他买北京奥运会的纪念品。 (原文に忠実に訳す場合)

 ここの「頼まれた」は“我被拜托”と訳すれば、絶対変だと思います。
 中国語の受身“被”は消極的面で多く使われるが、「頼む」ぐらいで“被”を使わない方がいいと思います。