「Flowers」に喝采

以下、あらすじを書いているので、まだ見ていない人は注意してください!

もし、あなたは子供の頃から、死別の母に期待され、将来ピアニストになれると信じました。夢をかなうために、一人で東京に行きました。必死に頑張りましたが、40歳に近くなっても、譜面めくりの仕事をしていました。更に、長年付き合っていた彼氏と別れてから、妊娠したことに気づきました。絶望と孤独に包まれているあなたは、再び暖かい目で世界を見ることができますか?

もし、あなたの生まれによって、母は死んでしまい、子供の頃から、自分は母を殺す罪人だという罪悪感に迫られ、あなたは明るく笑えますか?

映画「Flowers」は、この仮定を奏と佳の物語として、展開しました。奏は一人で女の子を出産し、暖かい目で娘の成長を見守っています。佳は結婚して、三人家族で暖かい家庭を築いています。お二人はなぜ意志消沈にならなかったのですか?

人生のドン底に陥る奏は死別の母の残した手紙を読みました。

「この素晴らしい世界の大好きな奏を見て、母は自分の命を惜しまず、佳を生もうと決意した。もし、母はいなかったら、この生きる喜びと感動を佳に教えてあげて」

この手紙を読んで、奏は生きる勇気と希望が再び溢れてきました。

佳はある日、「お母さんの分まで、元気で生きよう」と目が覚めて、生きる幸せを味わうようになりました。

お母さんはこれだけ世界を愛しているのは、素晴らしいお爺さんとお婆さんに愛情たっぷり育てられたのです。幸せなお母さんがいるから、子供は全てを愛するようになりました。幸せなお母さんがいるから、子供は全てを乗り越えることができます。

映画「Flowers」は正に命の賛美歌です。ある一家に渡る親子物語の中、私は二人の孫だけ抜粋しました。残りのお母さんとお婆さんの物語を自分の目で確かめてはいかがでしょうか?

サッカーワールドカップ2010の燃える夏3

ドイツの“神託タコ”の「パウル君」の予言通り、スペインは初優勝しました。

毎回のワールドカップは予想外の結果が多くて、今回はタコを起用しました。遊び心でしたが、見事に大当たりで、的中率はなんと100%でした。驚きと奇跡の声が世界中に広がっています。

もっと驚いたのは、中国のメディアでは「タコ占い」は幕後の人が操る陰謀だと言う論調が広がっていることです。タコの好きな餌を優勝したいチームの国旗に置いて、世界を嘲弄したということです。

中国のサッカーのスキャンダルが多すぎるお陰で、中国人はきれいなサッカー、実力のサッカーを信じられなくなりました。タコの予言は只の遊びとして、軽く取れないのは、中国人だけですか?

サッカーワールドカップ2010の燃える夏2

準々決勝でドイツは4:0でアルゼンチンを圧勝しました。この誰も予想しなかった結果はあまりにも衝撃で、まるで夢のようでした。アルゼンチンに涙を、ドイツに喝采を与えました。

「ドイツの若者の覇気はアルゼンチンの名選手の誉れを勝った」とか、「団体主義は個人英雄主義を勝った」とか「ヨアキム・レーウ監督はマラドーナを勝った」など様々な言い方があります。

私は一番感銘したのはヨアキム・レーウ監督の話です。「試合の成績や、ランキングなど、我々のするサッカーの唯一の基準ではないです。我々がどんな態度で、どんな目標で、どのようにサッカーすることを重んじます。」

その主旨により、2000年以降、ドイツサッカー協会は草ね運動を展開し始めました。毎年2000万ユーロを費やし、全国の366箇所のサッカークラブや学校に、コーチを派遣し、14000名の11~14才の少年を訓練したそうです。この措置により、ドイツ全体のサッカー選手のレベルをUPしました。

草根運動は正にサッカー代表のパワーの源です。ドイツはしました。2010ワールドカップの優勝の希望を与えてくれます。日本と韓国はしました。8強に入らなかったですが、世界に感動を与えてくれました。中国は何時草根運動を展開しますか?

急に心が痛くなりました。

サッカーワールドカップ2010の燃える夏1

ワールドカップの熱戦によって、サポーターだけではなく、普段サッカーをあまり見ない私たちも熱くなりました。テレビの前に釘付きで、南アフリカの青空の下で、選手の素晴らしい球技、サポーターの熱狂な姿、がっかりした姿に惹かれています。嬉しい涙、哀しい涙、悔しい涙が溢れる南アフリカは今世界の中心になり、この夏は、ワールドカップによって、燃えています。

ワールドカップ直前の試合が、サッカー日本代表は全敗でした。日本国民をがっかりさせた侍ジャパンは、南アフリカに着いて、変身したように決勝トーナメントまで進出しました。岡田監督の話によると、それは失敗に思い詰めて、背水の陣の気持ちで戦った結果です。正に、中国語で「置于死地而后生」(死地に陥れて後生く、絶体絶命の窮地に陥れ、決死の覚悟をもたせてから戦ってはじめて、活路を見いだすことができるということ)の侍ジャパン版です。しかし、なかなかワールドカップに出場ができないサッカー中国代表はその言葉を忘れているようです。

また、韓国代表は必死に頑張りましたが、8強に入れなくて、選手達は涙を流しながら、サポーターに謝罪しました。それを見て、私は急に悲しく思いました。中国のサッカー選手は高収入なのに、彼らに関わるスキャンダルを絶えず、サポーターの期待の大きいなのに、いつも負腰です。それにも拘らず、中国のサポーターはずっと中国サッカーチームを愛しています。しかし、中国サッカーチームは負けても、選手達は言い訳ばかりして、サポーターに詫びる言葉は一言もなかったです。

今年こそ、中国のサッカーチームは日本代表と韓国代表の素晴らしいプレーとサポーターを大事にする姿を見て、いい手本を見習い、「置于死地而后生」の覚悟を心に刻み、サッカーに対する情熱で目が覚めて、ワールドカップの会場で、サッカー中国代表は堂々と戦う日が早く来ますように。

願いを星に。