大家好、慧です!
先日は中国で旧暦の元旦でしたね!
私も日本でも、デパートで歓迎しているところを目にしました。
さて前回は春節祭を紹介しましたが、中国ではほかにも冬ならではのお祭りがあります。
それは「日本・札幌雪祭り」・「カナダ・ケベック・ウィンター・カーニバル」・「ノルウェー・スキー祭り」とともに世界四大氷雪祭りとして知られている、ハルビンの「氷祭り(哈尔滨冰雪大世界)」です。
この名前は氷や雪を使ったイベントという意味と、世界中の有名な建造物を造るという両方の意味を持っています。広大な敷地内にはスフィンクスもいれば、クレムリンが立ち、日本の城がそびえ、エッフェル塔が光るといった豪華さです。
日中は真っ白な雪像と真っ白な雪の建造物が日の光りを反射してまぶしいほどですが、夜はパステルなライトで照らされ、異次元のメルヘン世界に迷い込んだような感覚を味わえます!
開催会場・開催日はハルビン市内の太陽島公園、兆麟公園、氷雪大世界の3か所がメイン会場となっています。全体の広さはかなりのもので、‐30度にもなる中を歩いて回ると体が凍ってきそうですが、そんなときの為に飲食店やプレハブがところどころにあります。
また開催時期は毎年1月5日頃から2月末までとなっています。ただ、氷雪建造物や像は12月から作り始めているので、12月末頃には見学できるようになります。冬休みを使って訪れても、完成間近の作品群を見ることができるわけですね!
またこの時期は、中国のお正月である春節の時期とも重なるため、ハルビン市内は中国人観光客がたくさん訪れて混雑しています。ですが、春節祭の時期は大切な「休み」であるため、市内の中小商店の多くが閉まっていますので、お気をつけて。
期間中は氷彫刻大会・雪彫コンテストなどが開催され、日本も参加して、天守閣や富士山などの日本アイテムが建造されています。
氷の滑り台も大人気のイベントです。サイズは様々ですが、やはり100mを超える長いものや高低差の大きな迫力あるものが人気を集めていて、並ぶ必要があります。ただ訪れるのは主に中国人。そこへロシア人や日本人が少数加わり、欧米人はごくわずかです。ですので、もし現地の空気を楽しみたい方にとっては、是非お早めに訪れてみてください!!