昨日、ラジオ朝一番音に会いたいの番組の中に、リスナーの要望に応じて、「おしん」の一ゴマが放送されました。懐かしいテーマ音楽が流れ、20年以上前の記憶が蘇らせ、心が打たれました。
東北地方・山形にある貧しい農村出身のおしんは苦難に遭いつつも、決して諦めない物語で世界中の人々に魅了されました。当時、家族も「おしん」の放送時間にはテレビの前に釘付けになり、共通の話題を楽しみました。大学で、私が日本語を専攻したのは、そのころからの大和撫子への憧れかもしれません。
日本に来て、辛抱強く、温和、自制、愛、希望を抱き、一生懸命に生きる素敵なおしんたちに、元気付けられました。震災後、東北地方の人たちの忍耐に心が痛むと同時に、「一方水土养一方人」(地域によってその土地ならではの人々が育つ)という言葉を共鳴し、東北地方こそ、芯の強いおしんたちがいます。
愛と調和が一日も早く来ますように!