ラスト、コーション

大家好!
我是京都校的石原!(^◇^)
まだまだ寒い日が続きますが風邪などひいていませんか?

昨日、「ラスト、コーション~色/戒~」という映画を見ました。
主人公のちょっと過激なシーンが話題になっている、あの映画です。
出演は梁朝伟(トニー・レオン)、汤唯(タン・ウェイ)、王力宏(ワン・リーホン)など。
1940年代、日本統治下の上海、香港を舞台にした映画です。

セリフは私達にとって嬉しい普通話。
日本語字幕をなるべく見ないようにしながら頑張って見ていました。
(5分も経たずにあきらめましたが・・・)

そんな中で、心に残ったのがこのセリフです。

王力宏扮する青年諜報員が、3年越しの淡い恋心を抑えきれず
湯唯扮する王嘉枝(やはりスパイ)を無理やり抱き寄せて唇を奪うシーン。
その後の王嘉枝の一言

「三年前,你可以的。为什么不?」
「3年前にもできたはずなのに、なぜしなかったの?」

なんと切ない・・・
時代の波と自らの美しさ&才能に翻弄されて
スパイとして生きるしか道がなくなった女性。
そんな彼女を裏社会に引きずりこんでしまった責任を感じつつ
ひそかに思いを寄せ続けた男性。

本当のメインはワン・リーホンじゃなくてトニー・レオンの方なんですが
一番純粋で嘘のない心情が表れていたシーンだったので印象に残りました。
他にもここでは伝えきれない細かい心の動きが一杯に詰まった映画です。

久々に余韻に浸れる映画を見ました(;_:)
大々的に上映されてはいないようですが
中国映画ファンのみなさんにはぜひ見ていただきたい映画です。
(あ、ちなみに18禁映画ですのでご注意&心の準備を・・・)

他にもお勧め映画などありましたら、ぜひ教えてくださいね^^

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